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レンタカー豆知識
2025年8月10日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
旅行やお仕事でレンタカーを借りるとき、皆さんは「保険」はどうしていますか?
ほとんどの方は「お守り代わりに…」と任意保険に加入するようですが、その一方でレンタカーの基本料金だけで利用する方も少なくありません。
しかし、万一事故を起こしたり、巻き込まれてしまったら不安ですよね。
安心してレンタカーを利用するためには、やはり任意保険に加入するべきなのでしょうか?
今回は、レンタカー料金に含まれている基本の保険内容や、レンタカーを借りる際に任意保険に入るべきかどうか、レンタカーで事故を起こしたときにするべきことについてご説明します。
レンタカーを借りる際は、レンタカー料金に含まれる保険と、任意で追加できる保険があります。
レンタカー会社がレンタカー業を行う際には、運輸局が公示する「自家用車自動車有償貸渡業の許可」の申請を行わなければなりません。
その際、レンタカー会社には保険への加入が義務付けられており、基本料金に保険料が含まれているため、レンタカーで事故に遭ったときにはその保険が利用できます。
レンタカー料金に含まれる保険の内容は、レンタカー会社によって異なりますが、「対人保険」「対物保険」「車両保険」「搭乗者保険」などがあります。
対人保険とは、人と接触事故を起こしたときに支払われる保険です。
事故により相手が死傷した場合に、治療費、休業損害、慰謝料、逸失利益などが補償されます。
1人あたり8,000万円以上の保険に加入することが義務付けられていますが、ほとんどのレンタカー会社は無制限の保険に加入しています。
対物保険とは、物と接触事故を起こした際に、被害者に対して支払うべき賠償への保険。
事故の相手の車両が破損してしまった場合の修理費や買い替え諸費用、評価損、代車費用などが補償されます。
1件あたり200万円以上の保険に加入することが義務付けられています。
対物の場合も無制限のレンタカー会社が多いですが、3,000万円までとする場合もあります。
車両保険とは、交通事故により車両が破損した場合に支払われる保険。
車の修理費などが保証されます。
補償内容は、一般的に1件の事故につき時価となります。
搭乗者保険は、事故を起こした際に、運転者や搭乗者に対して支払われる保険です。
治療費、休業損害、慰謝料、逸失利益などが補償されます。
搭乗者1人あたり500万円以上の保険に加入することが義務付けられていますが、ほとんどのレンタカー会社では3,000万円~5,000万円の補償となっています。
ホンダレンタカー札幌の補償額は以下の通りです。
このように、補償が十分にありますので、安心して借りていただけますよ!
なお、レンタカーで事故などを起こしたときに、自分が加入している自動車保険を利用できる「他車運転特約」もあります。
しかし、ロードサービスが利用できない点や、1日自動車保険は対象外という注意点もあるので、覚えておきましょう。
レンタカーの任意の保険には、「免責補償」と「NOC補償」があります。
それぞれ説明しますので、参考にしてくださいね。
レンタカーの基本料金に含まれる保険料の補償額には「免責額」というものが明記されています。
レンタカーを借りて万が一事故・トラブルがあった際には、1円から保険金でまかなうことができるのではなく、免責額以上~補償上限の範囲にて補償が適用できます。
免責額はレンタカー会社によって異なりますが、一般的には対物補償が5万円、車両補償が車種によって5万円~10万円です。
その際に、免責補償制度に加入していると、免責額を支払わなくても済みます。
「免責補償」が付いている保険に入ると、万一事故を起こした際に、事故を起こした利用者が自己負担しなければならない金額(免責額)でも補償の対象となるので安心です。
ただしNOCは免除されません。
免責補償制度の加入料は、1日あたり1,000円~2,000円が相場です。
なお、ホンダレンタカー札幌の免責額は、対物賠償・車両補償の場合は1事故につき5万円(車両補償で5万円未満の場合は時価)です。
ホンダレンタカー札幌にも「免責補償制度」があります。
ご出発前にこの制度に加入されますと、万一の際に発生する対物補償免責額と車両補償免責額の支払いが免除されます。
NOCとは「ノンオペレーションチャージ」の略です。
万が一事故などが発生して車両の修理・清掃等が必要になった場合、レンタカー会社はその車を貸し出して利益を得ることができません。
日本のレンタカー会社では修理・清掃期間中の「営業補償(休業補償)」の一部として、レンタカー会社ごとに定められた金額を支払わなければならない、という契約をレンタル申込時に交わしているのが一般的です。(※損傷の程度や修理期間を問わず、定額にて提示されています。)
これは「免責補償制度」に加入している場合でも支払う必要があります。
NOCは、レンタカーで自走して返却できた場合は2万円、走行できなかった場合は5万円というのが大体の相場です。
しかし、NOC補償に加入していれば、これらの支払いをなくすことができます。
レンタカー会社によっては、補償金額の増額や破損したタイヤ代の補償、返却が遅れた場合の補償などの追加補償を追加できるケースもあります。
NOC補償の金額はレンタカー会社によりますが、一般的に1日あたり500円~1,000円程度となっています。
なお、ホンダレンタカー札幌の場合のNOCは、一般的な相場と同じように、走行して店舗に返却できた場合は2万円、走行できず返却できなかった場合は5万円となります。
ホンダレンタカー札幌のNOC補償は「安心フルパック」に、1日あたり880円で加入できます。
雪道・砂浜のスタック、道路側溝などへの落輪、バッテリー上がり、燃料切れ、キーの閉じ込みなどにも対応していますので、安心して借りることができます。
免責補償やNOC補償といった任意保険に加入しておくと、さまざまなメリットがあります。
まず、任意保険に入っていると安心感が違います。
免許取りたての初心者の方や、運転が久しぶりな方は、不安がつきものです。
レンタカーがいつもの車種と違い感覚がつかめないときや、長距離ドライブをするときなども、いつもと違った緊張感が生まれます。
さらに、慣れない道の走行は困難に感じることもあります。
特に、北海道の雪道では、スリップして事故につながったり、タイヤが埋まって動けなくなったりと、思いもよらないトラブルに見舞われてしまうことも。
いつどんな事故やトラブルが発生するかわからないので、リスクを減らすためにも任意保険への加入をおすすめします。
また、飲み物をこぼしてしまった場合や、車酔いで嘔吐してしまったという場合には、NOCが発生する場合もあります。
そんなときでも、NOC補償に入っていれば安心できますね。
レンタカーで事故を起こしてしまったら、以下のように対応しましょう。
まず、安全な場所に車を停めて安全を確保します。
負傷者がいる場合は、安全な場所に移動させ、救急車を呼びましょう。
救助活動等が終わったら、警察に通報します。
警察への通報は義務であり、レンタカーの保険を使用するためにも必要です。
レンタカー会社またはレンタカー会社から指定された連絡先へ連絡します。
連絡をしないと保険を利用できなくなりますので、必ず行いましょう。
事故の状況を確認し、写真や動画などで記録しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。
また、後日賠償金の話し合いを進めていくことになるため、相手の連絡先を聞いておきましょう。
レンタカーを借りる際には、レンタカー料金に含まれる保険と、任意で追加できる保険があります。
レンタカーの料金に含まれる保険の内容は、レンタカー会社によって異なりますが、「対人保険」「対物保険」「車両保険」「搭乗者保険」などがあります。
また、任意の保険には、「免責補償」と「NOC補償」があります。
「免責補償」は事故の際に免責額を支払わなくても済む保険です。
一方「NOC補償」は、事故等車両の修理・清掃が必要になった場合、一定の額の支払いが必要になりますが、NOC補償に入っていればこれらの支払いをなくすことができます。
レンタカーで事故を起こしたときは、安全を確保し負傷者を救助する、警察に通報するレンタカー会社へ連絡する、事故の状況と相手の連絡先の確認をするの順番で対応しましょう。
誰しも、楽しい旅行や大事な仕事を台無しにしたくはないもの。
万一の事態に備えて、レンタカーの車種や料金だけでなく、事前に任意保険などについてもしっかり調べて加入し、安心してレンタカーを利用しましょう!
北海道でレンタカーを借りるならホンダレンタカー札幌へ、お気軽にお問い合わせください。