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レンタカー豆知識
2023年3月16日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
レンタカーでドライブ中に、あおり運転をされたらどうしたらいいのか不安になり、恐怖で運転に集中できなくなってしまいますよね。
ここ数年では、あおり運転は大きな事件や事故に繋がる恐れがあるため、ニュースや報道番組などでも危険な運転として取り上げられることが多いです。
今回は、あおり運転の被害に遭ったときの対処法や、あおり運転をされないための予防策などを詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
あおり運転とは、以下のような「他車の運転を妨害する目的で行う」運転行為を指します。
安全運転しているときに、理由もなくパッシングやクラクションを鳴らされたら、「まさか自分に対してやっている?」と不安と恐怖を覚えますよね。
あおり運転は、特定の車両、もしくは周囲の車両への威嚇や挑発をする行為です。
目の前で蛇行運転をしていたと思ったら、いきなり急ブレーキを踏んできたり、急な幅寄せや、無理な追い越しを何度も繰り返したりなど、重大な事故につながるケースもあります。
道路交通法改正により、あおり運転を含む危険な運転行為(急ブレーキ禁止法違反や車間距離不保持等)は、厳正な取締りの対象となりました。
2020(令和2)年6月10日に公布された改正道路交通法により、妨害運転に対する罰則が創設され、同年6月30日から取り締まりの対象となりました。
妨害運転を行った場合の罰則は以下の通りです。
あおり運転などの妨害運転が原因で危険が生じた場合にも罰則が創設されました。
高速道路(高速自動車国道等)において、他の自動車を停止させ、著しい交通の危険を生じさせた場合は以下のような罰則・行政処分が科せられます。
そして、2020(令和2)年6月12日には、自動車運転処罰法が改正が公布され、同年7月2日から危険運転致死傷罪の対象にあおり運転も追加されました。
これに伴い、あおり運転によって適用される可能性がある罪は以下の通りです。
暴行罪・傷害罪は、胸ぐらをつかんだり、相手にケガを負わせる行為。
脅迫罪は、「殴るぞ」など相手に危害を加えることを告知する行為で、器物損壊罪は、車を蹴ってへこませて他人の所有物を損壊、傷害する行為などが該当します。
安全運転を心がけて運転していたとしても、あおり運転の被害に遭遇してしまうことがあるかもしれません。
そんなとき、どのように対処したらいいのか、詳しく解説していきますので参考にしてくださいね。
あおり運転をされていると感じたら、まずは焦らず冷静になってください。
そして、路肩に寄るなどして相手に道を譲り、相手と距離をおくことが大切です。
高速道路の場合は、停車したり徐行するのはとても危険なので、パーキングエリアなど広くて人気の多い駐車場に停車しましょう。
怖いからといって、あおり運転をしてくる相手から逃げようとしたり、クラクションを鳴らしたりすると、相手をさらにヒートアップさせる可能性があります。
身の安全を守るため、安全な場所に車を停車させたら車から出ないでください。
車を安全な場所へ停車し、ドアや窓をロックして身の安全を確保したら、すみやかに警察へ通報してください。
相手が車から出てくるよう要求してきても、危険なので車から出ずに、警察が来るのを車内で待ちましょう。
万が一相手が窓や車体を蹴ったり叩いたりしても、簡単に車の窓ガラスは割れないので、安心してください。
警察へ連絡するときには、「現在位置」、「相手の車のナンバー・色・車種」、「現在の状況」を分かる範囲で伝えましょう。
同乗者がいる場合は、同乗者に警察への連絡をお願いして、運転手は運転に集中しましょう。
あおり運転に遭遇した証拠を撮影するドライブレコーダーを搭載していると、あおり運転の一部始終を録画することができますし、自分自身があおり運転をしていないという証拠にもなります。
スマートフォンで録画することもできますが、運転中は危険なので絶対にやめてください。
安全な場所へ停車してから、相手の車や状況などを録画するのはいいですが、相手を刺激するような録画の仕方はやめましょう。
また、同乗者がいる場合は、あおり運転の様子を撮影してもらいましょう。
こちらのコラムでは、レンタカーを利用中にトラブルが起きてしまったときはどうしたらいいか、対処法などまとめているのでご覧ください。
レンタカー利用中にトラブル・事故を起こしたら?対処法や保険補償も
そもそもあおり運転は、加害者側が悪い場合が多いですが、もしかすると被害者側にも、知らず知らずのうちに「あおり運転を誘発する行為」があるかもしれません。
あおり運転の被害に合わないために、自分自身のドライビングテクニックを見直すことで、未然にあおり運転に遭遇することを防ぐことができます。
あおり運転に合わないための対策をいくつかまとめたので参考にしてくださいね。
自分にそんなつもりはなくても、車間距離を詰めすぎてしまうと、「あおり運転をされているかも?」と勘違いされてしまい、急ブレーキをかけられるなどの報復行為をされてしまう可能性があるので、先行する車が急ブレーキをかけても安全に止まれるくらいの車間距離をとって走行しましょう。
目の前に急に車が飛び込んできたら驚きますよね?
場合によっては、「進路を妨害された」と腹を立てられ、あおり運転をしてくる可能性もあります。
むやみに車線変更を繰り返す車を見かけたことはありませんか?
車と車の間をぬって走行する行為は、他の走行中の車両にも危険が及びます。
また、無意味な車線変更はあおり運転の誘発にもなりますのでやめましょう。
人や動物が飛び出してきたときや、よそ見をしていたときなどにやってしまうことがある急ブレーキ。
やむを得ないこともありますが、後続車からしたらあおり運転と感じてしまい、報復行為をされる可能性もあります。
また、信号待ち後の急発進も同様に、挑発する行為と取られてしまう可能性があります。
急ブレーキや急発進をしないように、ゆとりを持った運転を心がけましょう。
高速道路には、走行車線と追越車線があり、追越車線は前の車を追越すための車線なので、走り続けると交通法違反になります。
車両を追い越した後は、すみやかに走行車線に戻りましょう。
追越車線を走り続けることで、後続車がスムーズな走行を妨げられたと感じ、あおり運転の誘発に繋がる可能性もあります。
危険を感じたときに、クラクションを鳴らすことがありますが、クラクションを鳴らされて逆上し、嫌がらせ行為をされる場合も。
むやみにクラクションを鳴らすのは避けた方が良いでしょう。
安全運転を意識するあまり、一般道を法定速度以下の速度で走行してしまうと、渋滞が発生し後続車をイライラさせてしまったり、わざと遅く走っていると思われてしまったりする可能性があります。
結果、あおり運転を誘発してしまうことになりかねないので、他の車と同じくらいの速度で走行しましょう。
もし、道に迷っている場合は、安全な場所に停止して後続車に道を譲ったり、道順を確認したりしてから走行すると安全です。
レンタカーを借りるときには、あおり運転の一部始終を録画してくれるドライブレコーダーが搭載されている車を選ぶと安心です。
「ドライブレコーダー録画中」などのステッカーが貼ってあると、あおり運転そのものを抑制する効果があります。
レンタカーを利用中にあおり運転をされたら、まずは自身や同乗者の身の安全を第一に考え、焦らず落ち着いた行動をすることが大切です。
身の安全を確保できたら、すみやかに警察へ通報しましょう。
また、自身の運転にもあおり運転を誘発している行為はないか見直してみましょう。
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