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レンタカー豆知識
2024年6月22日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
夏は、車で出かけることが増える季節。
夏休みを利用して、山や海、テーマパークなど、自家用車やレンタカーでのお出かけを計画している方は多いのではないでしょうか。
車でのお出かけは快適ですが、注意しておかなければならないのが、暑さに伴う熱中症です。
車内の温度は高くなりやすいため、本格的に暑くなる前から、熱中症対策を行わなければなりません。
そこで今回は、車の熱中症対策について、熱中症になったときの対処法とともに詳しく解説します。
まずは、車で熱中症が起きてしまう原因や、熱中症の主な症状についてみていきましょう。
車で熱中症が起きやすい原因は、急激に高くなる車内温度にあります。
ある実験では、エンジンを止め窓を閉めた状態の社内では、車内温度は短時間で上昇し、15分後には「危険」ランクに達することが明らかになりました。
このような温度の車内にいると、人や動物は熱中症になって体調が悪化し、最悪の場合、死に至るおそれもあります。
特に、自分で十分な体温調節ができない赤ちゃんや高齢者にとって、このリスクは大きなものになるでしょう。
車内温度が高くなりやすい理由としては、フロントガラスからの日光の侵入によって車内に熱が滞留すること、また日に照らされたダッシュボードから車内に熱が伝わることなどが考えられます。
車は気密性が高いため、外から伝わった熱が逃げず、車内にこもってしまうのですね。
エンジンを停止し、エアコンがついていない状態では、車内温度は急激に上昇します。
とはいえ、エンジンをかけているから安心というわけではありません。
エンジンは発動中に熱を発するため、エンジンをかけている状態の車は、その熱の影響を受けやすいからです。
これにより車内は暑くなりやすく、エアコンもすぐには効きません。
走行中の熱中症を避けるためにも、車に乗るときは、事前に車内温度をなるべく下げておくよう心がけましょう。
熱中症になったときには、体に次のような症状が現れます。
特に、声をかけても反応しない・返答がおかしい・まっすぐ歩けない・水分補給ができないなどの症状が出た場合には、重度の熱中症が疑われるため、早急な医療機関の受診が必要です。
ここからは、車内での具体的な熱中症対策として、次の6つの対策をご紹介します。
各対策について詳しくみていきましょう。
車内では、エアコンをつけて適温を保つようにしましょう。
エアコンを停止してしまうと、車内温度は急激に上昇し、熱中症のリスクは高くなってしまいます。
また、駐車中に熱くなった車内の空気を外に出すためには、エアコンをつけながら窓を全開にする、ドアを開けた上でその対角線上のドアを数回開け閉めするなどの方法が効果的です。
エアコンで車内を冷やしながら、車内にこもった熱を逃すことで、車内温度は下がりやすくなります。
車によっては、後席にエアコンの風が届きにくいこともあるので、後席に乗っている人が快適に感じる温度・風量に合わせるのもポイントです。
フロントガラスなどから入ってくる直射日光は、車内温度を急激に上げてしまいます。
さらに、日光によってダッシュボードやシートなどの温度も上がれば、体感温度は車内温度にも増して高くなってしまうでしょう。
車内温度・体感温度の上昇を抑えて熱中症を避けるには、なるべく直射日光を避けることが大切。
運転・駐車にあたっては、可能な範囲で日陰を意識するようにしましょう。
車内は、輻射熱(ふくしゃねつ)やエアコンによる乾燥で、脱水リスクの高い環境になりやすいです。
また、走行中にトイレに行きたくならないよう、水分摂取を意図的に控える方もいるでしょう。
脱水は、熱中症につながる危険な症状です。
気づかないうちに脱水を起こすことのないよう、車に乗るときにはしっかり水分と塩分を摂り、適度にトイレ休憩も挟むようにしましょう。
車内温度の上昇を抑えるグッズを使用するのも、有効な熱中症対策の一つでしょう。
例えば、駐車中の直射日光の差し込みを避けるサンシェード、窓に貼って熱を遮断する断熱フィルム、ハンドルやシートの温度上昇を防ぐ専用カバーなど。
車用の涼感・冷感グッズも多く販売されているので、それらの導入も検討しましょう。
車の塗装色によって、車内温度の上昇度合いには違いがあることもわかっています。
光と熱を吸収する黒色の車は、光と熱を反射する白やシルバーの車に比べ、車内の温度が上がりやすく、熱中症のリスクも高いといえます。
熱中症リスクの低下を重視するなら、車の購入やレンタカーの利用にあたって、白やシルバーの車を選ぶのも、一つの方法でしょう。
※ホンダレンタカー札幌では車体色をお選びいただくことはできませんので、ご了承ください。
毎年、熱くなった車内に取り残された子どもやペットが命を落とすニュースを耳にします。
ここまでご紹介してきたとおり、気密性の高い車内の温度は短時間で一気に上昇します。
「ちょっと買い物するだけだから」「寝かせておいてあげたいから」と、自力で車から出られない子どもやペットを車内に残すのは非常に危険です。
春や秋など比較的涼しいときでも車内温度は驚くほど高くなります。
熱中症の対策だけでなく、安全面からも、たとえ少しの時間でも、子どもやペットを車内に残したまま車を離れないようにしましょう。
また、乳幼児は特に、体温調節機能が未発達で、大人よりも熱中症になりやすいといわれています。
チャイルドシートは熱がこもりやすく、同じ空間にいても大人より暑さを感じている可能性も。
車内で使えるハンディ扇風機や、チャイルドシートに付けられる冷却シートなどで対策をするのがおすすめです。
子どもと一緒の車での旅行では、熱中症対策以外にもさまざまな用意が必要です。
詳しくは「レンタカーで子連れ旅行!車での旅行のメリットや注意すべきポイント」をご一読ください。
車内で熱中症になってしまった場合には、次の対策を取る必要があります。
まずは、暑い車内から出て、涼しいところに移動することが大切です。
暑い場所に居続けると熱中症は悪化してしまうため、体調の悪化に気づいたら速やかに移動し、エアコンの効いた涼しいところで休憩を取るようにしましょう。
熱中症の症状が現れたときには、水分・塩分補給も必ず行うようにしてください。
冷たい飲み物は、体にこもった熱を覚まし、脱水も防ぎます。
このとき飲むのは、水分だけでなく塩分も含まれている経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。
熱中症にかかった人が呼びかけに応じないような場合は、速やかに救急車を呼びましょう。
また、水分を自力で取れなかったり、涼しいところで休んでも症状が改善しない場合にも、医療機関を受診する必要があります。
熱中症への処置が遅れた場合、後遺症や死亡のリスクは高まります。
熱中症を疑う症状が出たときには、速やかに適切な処置を取ることが大切です。
車には、フロントガラスなどを通して入る直射日光やエンジン稼働時の熱により、中の温度が急激に上がりやすいという特徴があります。
窓を閉め切り、エアコンもつけていない場合、車内にいる人や動物の熱中症のリスクは非常に高くなります。
車内での熱中症を防ぐためには、エアコンで適正温度を保ち、直射日光をなるべく避け、こまめに水分補給をすることが大切です。
暑さ対策グッズの利用や白・シルバー系の車を選ぶのも、熱中症対策として有効でしょう。
また、車内に子どもやペットを残さないよう注意してくださいね。
もし熱中症になったときには、速やかな処置が重要になります。
体調の悪化を感じたら、涼しい場所で水分・塩分補給をし、場合によっては医療機関を受診するようにしましょう。
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