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レンタカー豆知識
2022年6月21日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
ドライブ中にガス欠になってしまうと、車が動かないことでパニックになってしまい、最悪の場合は事故につながることも。
レンタカーの場合、旅先でガソリンスタンドを探すのが難しかったりして給油するタイミングを逃してしまうと、ガス欠の可能性も高くなってしまいます。
今回は、レンタカーがガス欠になってしまったときの対処法について解説!
ガス欠の対処法と合わせて予防策も紹介しますので、万が一のときのためにチェックしておきましょう。
道路を走行中に車に異常が起きた時ときには、道路の真ん中でエンストしてしまわないために、安全な場所に車を停車させることが大切です。
アクセルを踏んでも進まないといったガス欠症状が起きた場合には、まず道路の路肩など安全な場所に退避させます。
車が完全に停止してしまったら、人力で車を動かす必要があります。
ハザードランプを点灯させた状態で、ギアをN(ニュートラル)に入れ、ドアを開けて運転席の近くにあるAピラーという柱を押しながら動かしていきます。
車は重量があり、大変危険です。
同乗者がいない場合は、周囲の人に助けを求めましょう。
ここからは、安全な場所へ退避した後の対処法の例をいくつか紹介していきます。
ガソリンスタンドまでの距離が短いときは、車を押して移動させるという手段もあります。
ただし、一人でレンタカーに乗っている場合は非常に大変なのでおすすめしません。
別の車に助けを求められる状況であれば、車を牽引して移動することもできますが、牽引する場合は牽引ロープが必要となります。
そのため移動が無理な場合は、まずレンタカー会社に相談し、自動車保険会社やJAFに連絡をしましょう。
近くにガソリンスタンドがある場合には、歩いてガソリンスタンドまで行き、ガソリンを運んでくることもできます。
ガソリンを運ぶには必ず専用の携行缶という容器が必要ですが、ガソリンスタンドによっては貸してくれる場合もあります。
ガソリンスタンドが徒歩で行ける距離で、車を安全な場所に停められる場合や、搭乗者が2名以上いる場合はこちらの方法でも良さそうですね。
ガソリンスタンドに電話をすれば、直接ガソリンを持ってきてもらえることもあります。
ただし、すべてのガソリンスタンドで対応できるわけではない点は注意です。
先ほどもお話ししたとおり、近くに行けそうなガソリンスタンドがない場合は、ロードサービスを利用してガソリンを届けてもらうこともできます。
加入している自動車保険にガス欠時の対応が含まれていると保険が適用されます。
レンタカーの場合は、契約時に加入する保険の内容によって、ロードサービスを利用することができる場合があります。
また、JAFでも同様のサービスを行っており、こちらもレンタカーの場合でもサービスを利用できます。
有料にはなりますがJAF非会員でも、サービスの利用は可能です。
自動車保険のロードサービスではガス欠時の対応などは年1〜2回ほどと制限がついていることが多いですが、JAFの場合は回数の制限がありません。
ホンダレンタカーでは、レンタカー借り受け時に「安心フルパック」にご加入いただきますと、レンタカーご利用中の万一のトラブル・事故発生の際に、弊社提携先のロードサービスを「無償」で受けられます。
燃料切れの他にもパンクやバッテリー上がりなど、さまざまなトラブルにおいて活用することができますよ。
車のガス欠が起こる前には、いくつかのサインが見られます。
ガス欠になってしまわないために、チェックしておくと安心です。
まず、ガス欠の兆候としてわかりやすい症状は、スピードが出なくなることです。
アクセルを踏んでも思ったスピードにならなかったり、カーブなどでの加速がしにくく感じたりします。
他には、エンジンから異音や振動が起きる場合もあります。
エンプティランプが点いてから車の異常を感じたら、速やかにガソリンスタンドで給油するようにしましょう。
予防策としては、こまめな給油とメーターのチェックが基本。
メーターの半分になったら給油をするなど、入れるタイミングを決めておくのもおすすめです。
特にレンタカーの場合は土地勘のない場所での利用が多いため、ガソリンスタンドがなかなか見つからなかったり、せっかく見つけても夜間や休日は閉まっているなんてことも。
高速道路の場合は、基本的には50㎞間隔でガソリンスタンドが設置されていますが、地方などに行くと100kmおきにしかないこともあります。
そのため、レンタカーでは普段運転するよりも余裕をもったタイミングでの給油をおすすめします。
ガス欠は、その日のおおよその走行距離を確認したり、ナビやスマホでガソリンスタンドの場所を確認したりなど、ほんの少し気にすることで防げます。
とくにレンタカーでの遠出の際はポイントを押さえて、注意するようにしておくと安心ですね。
高速道路でガス欠になってしまった場合には安全確保のため道路左側に寄せ、ハザードランプ、三角停止表示版、発煙などで後続車へ合図をします。
高速道路では停車した車に後続車が衝突してしまう可能性があるので、中に人は残さずに、ガードレールの外など安全な場所に避難するようにしてくださいね。
必ず身の安全の確保をしてから、救援を依頼するようにしましょう。
また、高速道路でのガス欠は「道路交通法第75条の10」により、高速自動車国道等運転者遵守事項違反となってしまい、減点2点、普通車で9,000円の罰金が科せられます。
ちなみに、高速道路に入る際にはエンジンオイルや冷却水などの確認、タイヤの空気圧など車が安全に走行できるようメンテナンスが求められています。
レンタカーではほとんどの場合レンタカー会社でメンテナンスが行われますが、ガス欠が起こった場合は運転する人の責任となってしまいます。
高速道路で遠出をする際には、事前にガソリンの残量を確認しておくと安心ですね。
レンタカーでのガス欠が起きてしまったときの対処法は、ガソリンスタンドまで車を移動させる、近くのガソリンスタンドに行ってガソリンを運んでくる、ロードサービスを利用してガソリンを運んでもらう、などの方法があります。
ガス欠でエンジンが止まってしまう前には、アクセルを踏んでもスピードが出ない、車から異音がするなどの兆候があります。
万が一ガス欠と思われる異常が起きたときには、すみやかに車を安全な場所に止めることが大切です。
ガス欠を予防するには、こまめな給油とメーターや警告灯の確認が基本です。
行き先を確認する際に、道中にガソリンスタンドがあるかなども合わせてチェックしておきましょう。
また、高速道路でのガス欠は道路交通法違反となり、2点の減点と9,000円の罰金が発生してしまうので、特に高速道路で遠出をする際には気をつけなければなりません。
土地勘のない場所でのレンタカー使用では「あのとき給油しておけば良かった」と後悔しないように、早めの給油をおすすめします!