レンタカー豆知識

2022年10月25日

レンタカーのフロントガラスが凍結したら?原因や対処法をチェック!

こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。

 

北海道の冬は寒さがとても厳しくなり、車に乗ろうとしたら、フロントガラスが凍結している…なんてことは日常茶飯事ですよね。

 

レンタカーにおいても、長距離の運転や長く駐車している間に凍結する可能性もあります。

 

今回はなぜフロントガラスが凍結してしまうのか、凍結してしまった時はどのような対処をしたら良いのか、凍結をさせないための対策はあるのか、という点を解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

レンタカーのフロントガラスが凍結する原因は?

冬に車のフロントガラスが凍結する原因は、車内と外の気温差の大きさです。

 

日中に温められたフロントガラスの熱が、夜になると急激に冷やされて気温が低下するので、空気中の水蒸気が凍ってしまいます。

 

その凍った水蒸気が霜となり、フロントガラスへ落ちてくるのです。

この現象を「放射冷却」と呼びます。

 

フロントガラスは、この放射冷却によって凍結してしまいます。

 

また、日光が当たらない日陰など太陽の熱による影響がほとんどないところは、気温が低下しているので凍結を引き起こしやすくなります。

 

風が強い場所も気温が低下しやすくなるため、凍結しやすいといえます。

 

 

レンタカーのフロントガラスが凍結したら、こんな対処を!

フロントガラスが凍結してしまった場合の対処法はいくつかありますので、詳しく解説していきましょう。

 

エンジンスターターであらかじめエンジンをかけておく

事前にエンジンをかけておけば、フロントガラスの霜や氷を溶かすことは簡単です。

レンタカーでは、リモコンのエンジンスターターが付いている車を選ぶと良いでしょう。

事前にエンジンをかけておいてから運転した方が、車内やエンジンが温まり、車の負担も軽減するので一石二鳥です。

 

デフロスターを使って溶かす

デフロスターとは、エアコンのスイッチ辺りにある「扇型のマークに3本の矢印の線」が入っているマーク、もしくは「Front」と書かれているスイッチです。

 

このスイッチを押すと、フロントガラスに集中して暖かい強風が送られるので、フロントガラスの曇りや霜を取り除くことができます。

 

エンジンをかけてデフロスターのスイッチを押せば、15分前後で霜が溶けて視界が開けてくるので、時間に余裕がある場合はこの方法をおすすめします。

 

解氷スプレーを使用する

急いでいる時におすすめなのは解氷スプレーです。

 

市販されている解氷スプレーを、霜や雪や氷で氷結してしまったフロントガラスにまんべんなくスプレーすると、あっという間に溶かすことができます。

 

解氷スプレーの主成分はアルコールなので、自宅にアルコールがあれば自作で作ることも可能ですよ。

アルコール2に対して水1の割合で混ぜて散布してみてください。

 

解氷スプレーは撥水シリコーンがフロントガラス面をコーティングするので、溶かした氷の再凍結も防止してくれます。

 

スノーブラシやガラスクレーパーを使って除去する

薄めの霜や氷であれば、スノーブラシやガラススクレーパーでガラス面をこすって落とすことが可能です。

 

ただし、霜や氷が厚い場合はそう簡単に落とすことはできませんし、下手をするとフロントガラスに傷がついてしまうこともあるため、傷やヒビが入らないように使い方には十分注意が必要です。

 

例えば、スノーブラシと解氷スプレーを併用して使用すれば、力を入れずに簡単に霜や氷を除去できるかもしれませんね。

 

また、ガラススクレーパーはやわらかいプラスチックや硬めのゴムでできている製品を選ぶと、フロントガラスに傷がつきにくくおすすめです。

 

注意:「お湯をかける」はNG!

急いでいる時の対処法として、霜がついているフロントガラスに「お湯をかける」方法も浮かぶと思いますが、おすすめはしません!

 

なぜなら冷えたフロントガラス面にお湯をかけてしまうと、急激な温度変化でフロントガラスにヒビが入ってしまう可能性があるからです。

 

外の気温の低い時は、いくらお湯をかけてもすぐに水滴などが凍りついてしまい、もっとひどい状態になりかねないのでご注意ください。

 

 

レンタカーに乗る前にフロントガラスを凍結させないための予防策

北海道の冬の朝は、毎日のように車に雪が降り積もっていたり、フロントガラスが凍結していたりします。

 

レンタカーで何泊かし、外に停めるといった場合があれば、凍結を防ぐ方法を知っておきたいですよね。

 

フロントガラスが凍結させないための対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

凍結防止カバーを使用する

凍結防止カバーは、フロントガラス面に被せておくだけで凍結を防いでくれるとても便利なカバーです。

 

色々な種類があり、磁石でペタッと付くタイプや、紐でくくるタイプ、ドアに挟み込むタイプなど、どれも使い方はとても簡単です。

 

薄めのカバーだと風が強いと飛ばされてしまうので、購入の際にはしっかりと固定できるものであるかと、借りる車のフロントガラスのサイズに合うかどうかの確認もしましょう。

夏場にでも使えるように遮光機能があると、一年を通して活用できます。

 

撥水剤を塗る

撥水剤は、フロントガラスに塗っておくと雨や雪などの水分をはじき、視界をクリアにしてくれる優れものです。

しかも、あらかじめ撥水剤を塗っておくことで凍結しにくくなります。

 

凍結してしまった場合でも、スノーブラシやガラススクレーパーなどでこするとスルッと霜や氷がとれるようになるためおすすめです。

 

撥水剤を使用したい場合は、念のためレンタカー会社にも確認しておきましょう。

 

ワイパーを立てておく

「夜間に冷え込みそう」と予想される前日や長時間外に駐車する場合は、ワイパーがフロントガラスに凍り付いて外れなくなってしまう可能性があるので、必ずワイパーを立てておきましょう。

 

フロントガラスが凍り付いたまま無理にワイパーを動かすと、ゴムの部分の破損・劣化につながってしまいます。

 

雪の重みでワイパーが曲がってしまうこともあるようなので、寒冷地で長時間駐車する際にはワイパーを上げる癖をつけるようにすると良いですね。

 

もし、ワイパーが凍結したフロントガラス面に張り付いてしまっても、エンジンをかけてデフロスターでフロントガラスの霜や氷を溶かせば、ワイパーははがれるのでご安心ください。

 

 

レンタカーのフロントガラスが凍結しても落ち着いた対処を!

北海道の冬は寒さが厳しく、長い時間停駐車していて車に戻ってみると、レンタカーのフロントガラスが凍結している! と驚かれることもあるかもしれません。

 

ただし焦らず対処すれば解消できるので、まずはエンジンを掛けて車内を温め、デフロスターでフロントガラスの霜を溶かしてみましょう。

 

解氷スプレーや凍結防止カバーなど、凍結予防に便利なグッズもあります。

 

車を駐車したときに、ワイパーを立てておくこともお忘れなく!

ワイパーを上げ忘れるとフロントガラスが凍結してしまい、フロントガラスにワイパーがくっついてしまうことに。

 

くっついてしまっても焦らずに、デフロスターでフロントガラスを温めればワイパーは離れます。

 

お伝えした対策とともに、レンタカーで楽しいドライブをしてくださいね。

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