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レンタカー豆知識
2022年2月18日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
近年、セルフ式のガソリンスタンドは多くなっています。
気兼ねなく自分でガソリンを入れられて、ガソリン代も安いというメリットはありますが、自分で行うことにより、ガソリンの種類を誤って入れてしまう事例も増えているそうです。
ガソリンの入れ間違いをしてしまったら、どのような対応をすれば良いか、どんな不具合が起こるのかを知っておくと安心ですよね。
今回は、ガソリンの入れ間違いをしてしまったときにどうするべきか、レンタカーの場合も含めてご紹介します。
ガソリン車に軽油を、ハイオク車にレギュラーガソリンを、ディーゼル車にガソリンを入れた場合に起こる不具合についてもお伝えしますね!
ロードサービスなどを行う「JAF」によると、燃料の入れ間違えによる問い合わせも少なくはないそうです。
特に、近年では同じ車種でガソリン車・ディーゼル車共に出しているメーカーも増えているため、間違いやすいといえるでしょう。
レンタカーなら初めて乗る車種であることも多く、うっかり間違えてしまった…というケースもあります。
給油のときにガソリンの種類を間違えないために、給油ノズルは法令にもとづき以下の3色に定められています。
もし途中で間違いに気づいた場合は、次のような行動をとってください。
間違えた燃料を入れてしまった場合、エンジンをかける前であれば、正しい燃料に入れ替えるだけで大きなトラブルにつながることはありません。
速やかにガソリンスタンドに常駐しているスタッフへ知らせるか、自家用車であれば車を購入したディーラーに燃料を誤って給油した旨を伝え、指示を待ちましょう。
すでにガソリンスタンドを後にし、車を走行中であれば、まずは車を安全な場所に停車してエンジンをストップさせてください。
その後は、車を購入したディーラーへ連絡してどのように対応するかを確認しましょう。
レンタカーでガソリンの入れ間違いをしてしまった場合は、どのような状況でもまずは借りているレンタカー会社に連絡をし、次の対応に関する指示を求めましょう。
レンタカーの場合、燃料を間違えたことによる故障やトラブルに関する修理費は、保険の補償範囲内であれば利用者へ請求されることはありません。
しかし、借りた車が修理などによりしばらく営業できない状態になると、休業補償(NOC / ノンオペレーションチャージ)が発生しますので注意してください。
セルフ式ガソリンスタンドで燃料を入れ間違った場合、どのようなことが起こるのかお話しする前に、ガソリンスタンドで給油できる燃料の違いについて簡単に説明していきましょう。
レギュラーやハイオクと呼ばれる「ガソリン」と「軽油」。
両者ともに原油から生成される石油製品のひとつであることは共通しています。
大きな違いは、軽油を燃料とするエンジンは「ディーゼルエンジン」のみであることです。
ガソリンに分類されるレギュラーとハイオクの違いは、単純に質と金額の違いという部分が大きいです。
簡単にいえば、高品質・高単価がハイオク、低品質・低単価がレギュラーとなります。
詳しくいうと、燃料の「ノッキング」のしにくさを示す「オクタン価」の数値が高いものがハイオクとなり、この違いが入れ間違いに影響します。
誤って違う燃料を給油してしまった場合どうなるのか、どのような不具合・トラブルが起こるのかを以下の3つのケースに分けて見ていきましょう。
燃料の入れ間違いでよく起こるトラブルが「軽自動車なので軽油だと思った」という勘違いです。
ディーゼルエンジン車は軽油で、ディーゼルエンジン車以外はガソリンの2択であると覚えておきましょう。
ガソリン車に軽油を間違えて給油してしまうと、エンジンの出力が低下して加速しようとしても鈍くなり、思うように進まなくなる不具合が発生します。
また、アイドリングに不調が起こることもあるようです。
ガソリン車に軽油を満タンで入れた場合は黒い排気ガスが出る特徴もあり、最終的にはエンジンが停止するケースも。
ガソリンと軽油の混ざり具合の比率によっても、起こる不具合に差があるようです。
ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合、品質的に「オクタン価」の低いレギュラーガソリンでは対応しきれず、ノッキングしやすくなります。
ノッキングとは、車内のピストン頂部がガソリンの異常燃焼により衝撃波を受け、叩かれている状態のこと。
ノッキングが起こると、走行中にアクセルペダルを踏み込んで急加速を促すときにエンジンから「カラカラ」もしくは「カリカリ」といった音がします。
ただし、ハイオク車にレギュラーガソリンを誤給油してしまっても、すぐに不具合が起こるケースは少なく、ガソリン交換を焦る必要はありません。
しかし繰り返し誤給油してしまっていると、ノッキングが起こりやすくなったり、エンジン系統のセンサー類にトラブルが起こったりします。
ノッキングによってクランクケースなどが損傷すれば、エンジンオイルをまき散らしてしまい、エンジン停止の恐れも。
連続してハイオク車にレギュラーガソリンを入れる間違いがないよう注意しましょう。
一番深刻な不具合が起こるといわれているのが、軽油が燃料となるディーゼル車にガソリンを入れてしまった場合です。
ディーゼル車にガソリンを誤給油しても、しばらくの間エンジンは稼働し続けます。
しかし、すぐにパワー不足に陥り、エンジン音が激しくなってアイドリングも不安定になり、最終的にはエンジンが停止します。
このような状況になると、燃料ポンプやインジェクターが摩耗や焼き付きを起こすため、修理費用が高額になるケースもあるようです。
不具合が起こる理由には、軽油よりもガソリンの潤滑性が低いことがあげられます。
軽油の潤滑機能を使う、噴射弁やポンプなどの噴射系は、ガソリンが混入することで短時間で焼き付く恐れがあるのです。
軽油以外の誤給油をしないよう、慎重な燃料給油を心がけましょう。
特に「ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合」については、すぐに不具合は起こりづらいといわれていますが、「不具合が起こりづらいなら大丈夫!」と放置は危険。
いずれの場合も、レンタカーならレンタカー会社に、自家用車ならディーラーにきちんと連絡し、指示を仰ぎましょう。
気軽に給油できることがセルフ式ガソリンスタンドの魅力ですが、自分のみの確認となるため、ガソリンの種類を間違えて給油してしまうトラブルが意外に多く発生しています。
車に大きな不具合を起こし、最終的にエンジンが停止してしまうこともありますので、給油ノズルの色をしっかり確認して給油ミスをなくしましょう。
万が一間違えてしまった場合は、エンジンをかける前であれば、正しい燃料に入れ替えることで対処できます。
すでに車を走行中であれば、まずは車を安全な場所に停車し、エンジンをストップさせてください。
レンタカーで入れ間違いをしてしまった場合は、レンタカー会社に連絡をして指示を求めましょう。
ホンダレンタカー札幌では、レンタカーがはじめての方でも親切丁寧にご案内いたします。
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