レンタカー豆知識

2022年11月29日

レンタカーで雪道でスリップしたら?対処法や予防策を確認!

こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。

 

冬の北海道は、魅力的な観光地やスキー場がありますが、車がないと移動が難しいことも。

 

そんなときに気軽に使えるレンタカーですが、レンタカーで雪道を運転する際に、万が一雪道でスリップしてしまったら…と不安に感じることもありますよね。

 

今回は、スリップの原因や対処法、予防策についてご紹介します。

北海道で運転する際の参考にしてみてくださいね。

 

 

雪道でスリップしてしまう原因は?

雪道でスリップしてしまう原因としては、走行中にハイドロプレーニング現象が起きることが多くあります。

 

ハイドロプレーニング現象とは、タイヤの溝が排水できなくなってしまい、タイヤと路面に水が入り込んだ状態となること。

 

雨天時や積雪時、凍結している路面など水が溜まっている状態で起きやすく、そのような状況下でのスピードの出しすぎも原因の1つとされています。

 

また、タイヤの空気圧が減っていたり、タイヤの溝が摩耗により少なくなっている場合にも起きやすいです。

 

ハイドロプレーニング現象が起こると、ハンドルやブレーキでのコントロールができなくなってしまいます。

 

 

レンタカーで雪道でスリップしたらどう対処する?

運転中にいざスリップしてしまうと焦ってしまうこともありますよね。

そのうえ慣れないレンタカーとなれば、余計に焦ってしまう可能性も高いです。

 

ただ、事前に対処法を知っておくことで、大きな事故を避けられるかもしれません。

 

ここでは、レンタカーで雪道でスリップした場合の対処法について確認していきましょう。

 

アクセル・急ブレーキは踏まない

スリップしている間はタイヤの摩擦力が失われているので、アクセルやブレーキを踏んでも効果は期待できません。

 

アクセルを踏み込んでしまうと、タイヤの摩擦力が回復したときに加速してしまうことになるので大変危険です。

 

また、急ブレーキにおいても、タイヤが回復したときに回転しないため、さらにスリップを起こしてしまい、大きな事故になりかねません。

 

このような状態になってしまうと、ブレーキを使って止まれなくなる可能性がありますので、スリップが起きても急ブレーキをしないよう気をつけましょう。

 

ハンドルはゆっくり動かす

スリップしてしまっても、ハンドル操作はなるべくせず、タイヤの回復を待つことが大切です。

 

スリップしてしまった場合、タイヤの摩擦がなくなるので、ハンドルも軽くなってしまいます。

 

このときに、焦ってハンドルを動かしてしまうと大きくハンドルが動いてしまうことがあります。

また、タイヤが戻ったときに方向が定まらなくなってしまうので危険です。

 

スリップが起きても焦らず、ハンドルは少しずつ動かすようにしましょう。

 

カウンターステアを行う

大きくスリップし、スピンしてしまいそうなときは、「カウンターステア」という操作方法もあります。

 

カウンターステアとは、後輪が右にスリップしていたら左に、右にスリップしていたら左に、ハンドルをゆっくりと操作することで進行方向の修正を行う方法です。

 

カウンターステアを行う場合でも、ハンドルはゆっくり動かすことが大切です。

 

 

レンタカーで雪道でスリップしないための対策も確認

レンタカーで、スリップしない対策も確認しておきましょう。

 

スピードを出しすぎない

雪道でスピードを出しすぎるとハイドロプレーニング現象が起きやすく、スリップの原因に。

 

法定速度以下でも、道路状況を見てスピードの調節を行うようにしましょう。

 

特に、冬の高速道路では、速度を落として車間距離をとって走行することが大切です。

 

急なアクセルやブレーキを踏まない

雪道や凍結している路面の場合、急なアクセル・ブレーキによってスリップが起きやすくなってしまいます。

 

また、カーブでスピードを落とさずに曲がるとスリップに繋がってしまうこともあるので、ゆっくりと曲がることを心がけておくと安心です。

 

タイヤのチェックをする

レンタカーの場合、タイヤのチェックは主にレンタカー会社で行っている場合が多いですが、溝がきちんと残っているか、ヒビが入っていないかなど、できる範囲で確認しておくと安心です。

 

スタッドレスタイヤを装着する

雪道で運転をする場合はスタッドレスタイヤの車を選ぶのも大切です。

オプションで選ぶこともできますし、北海道では標準装備となっている場合もありますよ。

 

ホンダレンタカーでは全車両が4WDで、​​冬期間はスタッドレスタイヤや冬用ワイパーを標準装備しているため安心です。

 

スタッドレスタイヤについては、「レンタカーではスタッドレスタイヤはいつから装着?詳細をチェック!」でも詳しく解説していますので、ぜひそちらも参考に読んでみてくださいね!

 

 

レンタカーで雪道でスリップしたら、焦らずタイヤの回復を待つ

雪道でのスリップの主な原因は、走行中にハイドロプレーニング現象が起きてしまうこと。

 

タイヤと路面に水が入り込むことで、タイヤが摩擦力を失い、ハンドル・ブレーキ操作ができなくなってしまいます。

 

雪道でスリップしてしまったら、アクセル・急ブレーキは踏まないこと、タイヤの摩擦力が戻るまで急な操作はせずに待つことが大切です。

 

また、スピンしてしまいそうな場合には、後輪の向いている方と反対方向にハンドルをゆっくりと動かす、「カウンターステア」という操作方法があります。

 

雪道でスリップを防ぐには、スピードを出しすぎないこと、高速道路の場合は、スピードを落とした上で、車間距離を十分に取ることが重要なポイントです。

 

他にも、急なアクセルやブレーキを踏まないことや、タイヤのチェックを行い、スタッドタイヤを装着することがスリップ予防になります。

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