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レンタカー豆知識
2023年11月20日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
北海道の冬道を運転するとなると、大雪や吹雪などの急な悪天候により、身動きが取れず立ち往生してしまったら…と不安に感じる方もいるでしょう。
冬の北海道旅行をレンタカーで楽しむために、雪で立ち往生が起こったときの対処方法をご紹介します。
また、長時間車の中で待機することになった場合、事前に準備しておいたほうが良いグッズもあわせてお伝えしますので、参考にしてくださいね。
雪による立ち往生とは、大雪や吹雪により車が前にも後ろにも進むことができず、長時間車内に留まること。
特に雪が多い地方では、突然の大雪や吹雪に見舞われることが多く、これからご紹介する状況になることも少なくありません。
雪によって車が立ち往生してしまう原因について詳しくお伝えしていきましょう。
スタックとは、雪やぬかるみにタイヤがはまり、前にも後ろにも進まなくなる状況のこと。
雪が降らないはずの地域で降雪があったり、突然の大雪に見舞われると除雪が追いつかず、雪にタイヤが埋まって空転してしまう状況になりやすいです。
雪から抜け出そうとアクセルを踏み込むことでタイヤが空回りし、その摩擦熱によって「くぼみ」や「轍(わだち)」ができます。
タイヤの摩擦熱でできた「くぼみ」や「轍(わだち)」はどんどん深くなり、氷板状に変化することでますます滑りやすくなるという悪循環に。
抜け出すためにはコツや道具が必要です。
豪雪地帯では大雪が降ると前が見えなくなるほどに。
大雪に加えて風が強く吹雪になると、目の前の道路状況すら分らなくなる「ホワイトアウト」も発生します。
ホワイトアウトは雪が降っていなくても、強風が起こり辺り一面の雪が舞い上がることで発生するので、視界が悪いときは無理をせず車を停止しましょう。
視界が悪いときに無理をして運転を続けると、事故につながる恐れがあります。
このような状況になって立ち往生してしまった場合は、次でご紹介する対策を取りましょう!
冬の北海道をレンタカーでドライブ中に、雪で立ち往生してしまった場合、対処法を知らないと焦ってしまいますよね。
また、自身の車だけでなく、他の車もスタックしてしまったり、事故が起こることで渋滞になり車が全く進まなくなることもあるでしょう。
立ち往生してしまった場合の対処法について、立ち往生に巻き込まれた場合についても触れながらご紹介していきます。
雪道で立ち往生した場合、まずは落ち着いて以下の行動を取ることが大切です。
自分の車が身動きがとれないと判断したときは、すぐにハザードランプやヘッドライトを点灯させ、周囲に車の存在を知らせましょう。
後続車からの追突を避けるために、車から数m後方に「三角表示板」を置くなど、二次災害を起こさないための行動が重要です。
まず、タイヤ前後に雪がある場合はできる限り取り除きます。
そして、タイヤをまっすぐな状態にし、ゆっくり小刻みに前進・バックを繰り返して雪を踏み固めながら発進。
それでも脱出できない場合は、人力でタイヤ周辺の雪を固めたり、タイヤの接地部分の奥まで緊急脱出用のヘルパーなどを敷いて脱出を試みましょう。
同乗者や通りがかりのドライバーに車を押してもらうのも手です。
雪道でのスタックは埋まる以外にもさまざまな状況があります。
詳しい対処法や備えは以下のコラムでもご紹介しているので、チェックしてみてください。
雪で車がスタックしてしまい、自力で抜け出すことが不可能な場合は、国土交通省の道路緊急ダイヤル(#9910)やJAFのロードサービス(#8139)に連絡を。
道路緊急ダイヤルは、電話をすると交通管理隊の出動要請と道路情報板での後続車への注意喚起を行ってくれます。
まずは自分の車と周囲の車への安全確保として道路緊急ダイヤルに電話をし、繋がらない場合は、ロードサービスに電話しましょう。
立ち往生に巻き込まれ、理由がわからず前に進めない場合は、まず高速道路会社・国土交通省・自治体などが情報を出していないかを確認し、わからない場合は道路緊急ダイヤルに連絡を。
目の前で事故が起きていたり、怪我人がいるといった場合は、状況によって警察や消防にも連絡してくださいね。
自分の車が雪にはまって全く動けない、もしくは他の車が動けなくなり立ち往生に巻き込まれた場合、大雪や吹雪のときは救助が到着するまでエンジンを切って待つのが得策です。
エンジンをかけたままマフラーが雪で埋まってしまうと、排気ガスが車内に充満してしまい、一酸化炭素中毒が起こる危険性があるからです。
どうしても暖房をつけたい場合は、マフラーに雪が詰まっていないことを確認し、換気も充分行った上で暖房をつけてくださいね。
救助を待つ間には、排気ガスの逃げ道を作れるようマフラー周辺の除雪を行っておくと良いでしょう。
また、ずっと同じ姿勢でいるとエコノミークラス症候群になる恐れがあるので、予防するために定期的に足を動かしたり、こまめに水分補給を行ってください。
大雪や吹雪のときは、ものの数分で車が雪に覆われることも。
救助を待っているときは、いつでも車から出られるように、ドアが開くかこまめに確認することをおすすめします。
このとき、風上側のドアを開けてしまうと雪が勢いよく入り込んできて、車内を一気に冷やしてしまうので、風下側のドアを定期的に開けてみましょう。
雪道をドライブする際に、万が一の立ち往生の場合に備えて、用意しておくと安心な便利グッズをご紹介します。
車のエンジンを切った状態で、車内に長時間待機することになった場合、寒さ対策で厚手のコートや毛布、カイロなどがあると便利です。
また、外に出て車のドアやマフラー付近を除雪するときは、手袋や防寒靴を装備して行ってくださいね。
車の周りの雪をどかしたり、スタックしたとき、脱出するためにあると助かるスコップや牽引ロープ。
また、前進する前にタイヤの接地部分の奥までチェーンや緊急脱出用のヘルパーを置くと、脱出しやすくなります。
タイヤチェーンは、レンタカーショップによってはオプションで貸出しているところもありますよ。
スノーブラシは車に積もった雪を簡単にはらうことができるので、視界を確保するのに役立ちます。
雪で立ち往生が起こると、救助がいつ到着するのか不明なので、長時間車内で待つことに。
狭い車内で長時間じっとしていると、エコノミークラス症候群の危険性があります。
前述しましたが水分補給は予防になりますので、最低でも飲み物はあった方が良いです。
雪道で立ち往生が起こったときに、スマートフォンの充電がないと、救助者と連絡を取り合うことができなくなります。
また、家族へ連絡したり、車内で救助を待っている間、スマートフォンで情報収集ができるので、モバイルバッテリーを車に積んでおくと便利です。
ホンダレンタカー札幌では、雪で立ち往生などの事態に備えて「安心フルパック」をご用意しています。
特に北海道の冬は急な悪天候により、立ち往生してしまう可能性が高いです。
レンタカーを借りる際に、オプションとして「安心フルパック」をつけておくと安心ですよ!
冬の北海道をレンタカーでドライブ中に、雪で立ち往生が起こったら、まずは落ち着いた行動をとりましょう。
自分の車が立ち往生を起こしたときは、周囲に自分の車の存在を知らせるため、ハザードランプやヘッドライトを点灯させ、二次災害を起こさない行動を。
動けない場合は、救助が到着するまで暖かい服装で車内で待ちましょう。
車に雪が降り積もり、マフラーに雪が詰まったままエンジンをかけていると一酸化炭素中毒が起こる危険性があるので、エンジンを切っておくほうが安心です。
そして、道路緊急ダイヤルやロードサービスへ連絡し、場合によっては警察や消防へも通報をしてくださいね。
冬の北海道でレンタカーを使うなら、安心フルパック付きの車があるホンダレンタカー札幌へお気軽にお問い合わせを!
はじめての場所へ行く場合やロングドライブでも対応可能なカーナビやETCも全車種に標準装備されているので安心です。