レンタカー豆知識

2021年11月30日

北海道の雪道でレンタカーがスタック!?対処法や備えを知ろう

こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。

 

北海道などの寒い地域で雪道を運転していると、時々起こってしまうトラブルとして「スタック」というものがあります。

 

雪道を普段から運転しない人にとっては聞き慣れないスタックですが、対処法を知らないと雪吹雪が吹き荒れる中立ち往生してしまうなんてことも。

レンタカーなどで冬の北海道旅行を楽しんでいる道中、そんなトラブルは避けたいですよね。

 

そこで今回は、スタックというトラブルがどのような状態なのか、スタックが起こる原因、起こってしまったときの対処法を解説します。

雪道でスタックしないための走行のコツも紹介しますので、冬の北海道でドライブの予定がある方は、ぜひ覚えておいてくださいね。

雪道を走る車

 

 

北海道に多い雪道での「スタック」とは?

スタックとは、車が雪やぬかるみにはまってしまい、前にも後ろにも進まなくなって立ち往生してしまう状態のことです。

脱出しようとしてアクセルを踏んでタイヤを回転し続けると、摩擦によって雪が溶けてしまいタイヤが空転し、さらに状況が悪化してしまうことがあります。

 

状況が悪くなければ自力で脱出することも可能ですが、完全に動かせなくなってしまった場合は重機などを使わないと抜け出せないということも。

まずは落ち着いて対処することが大切です。

 

スタックが起こる原因

スタックの原因として多く挙げられるのは、雪道用の装備で走行していなかったこと。

スタッドレスタイヤやチェーンといった雪道用の装備をしていてもスタックしてしまうことはありますが、していない場合に比べるとスタックが起こる確率は格段に減少します。

 

ただし、スタッドレスタイヤを装備しているからといって油断は禁物です。

北海道では、半日車から離れていたら大雪が降って車が埋もれてしまうなんてことも。

駐車場から出ようとそのまま車を発進させたらスタックしてしまった、ということもありえます。

 

また、冬道は道路の凹凸も見えづらい場合があり、道路上の雪の塊に気がつかず、乗り上げてしまってスタック…という例もあります。

 

 

北海道の雪道でスタックしたらどう対応すれば良い?

では、北海道の雪道を走行中にスタックしてしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか?

 

スタックの状況別に詳しく解説するので、参考にしてみてくださいね。

 

タイヤがスリップした・新雪に埋もれた場合

スリップしたり新雪にちょっとだけ埋もれてしまったりした場合は、足場を固めて車を少しずつ動かすことで脱出できます。

 

ゆっくりとアクセルを踏み、前進とバックを交互に細かく繰り返します。

それでも脱出できない場合は、人力でタイヤ周辺の雪を固めて脱出を試みましょう。

 

雪道に慣れていない方は、スタックしてしまうと焦ってしまうと思いますが、アクセルを強く踏み込んで脱出しようとするのはNG。

タイヤの摩擦によって雪が溶け、さらに深く埋もれてしまうことになりかねません。

 

雪の塊に車を乗り上げた場合

雪の塊に車を乗り上げてしまって動かない場合には、原因となっている雪の塊をスコップなどで取り除くことで再び車が動くようになります。

スリップ・タイヤ埋もれの場合と同じく、車をゆっくり前後に動かして足場を固めるやり方も有効的です。

 

レンタカーでスコップの準備がなく、自力での雪の除去が難しい場合は、ロードサービスを呼んでプロに任せるのも1つの手です。

 

脱輪してしまっている場合

脱輪してしまった場合は対処が難しいため、ロードサービスを呼ぶのが得策です。

 

前輪駆動車(エンジンと駆動輪が前方にあるFF車)の後輪片側だけが軽く脱輪してしまっているなど、軽度であれば自力での脱出も可能です。

脱出したい方向にハンドルを切って強くアクセルを踏み込むことで脱出できることもありますが、スピードが出てしまう可能性があるので、必ず周囲に気をつけながら行うようにしてください。

 

道路から落ちてしまっている場合

林などの道ではない場所に突っ込んでしまった場合、自力で車を脱出させることは危険です。

 

車から出ることが可能であれば、足場や周辺に気をつけながら、まずは車から降りてください。

その後、同乗者の安全を確保した上で、ロードサービスを呼びましょう。

このとき、車のエンジンを切ることも忘れないでくださいね。

 

万が一燃料漏れが確認された場合は、大変危険ですので車から十分に離れてロードサービスを待機するようにしましょう。

 

 

雪道でのスタックに備えておくと安心な装備やサービス

スタットレスタイヤ

万が一のスタックに備えておきたい装備がいくつかあります。

 

まず、雪道を走行する時に欠かせないのがスタッドレスタイヤです。

 

北海道など雪の多い地域でレンタカーを借りるのであれば、冬期間はスタッドレスタイヤが標準装備のことも多いです。

ですが、地域やレンタカーショップによってスタッドレスタイヤの装備期間は異なります。

とくに、雪の降り始め・雪解けの季節は、スタッドレスタイヤが装備がされているかを確認しておくと安心です。

 

また、レンタカーショップによっては、オプションでチェーンの貸し出しを行なっているところもありますよ。

タイヤにチェーンを巻くことで、さらにスタックのリスクを軽減することが可能です。

 

その他、バスタオルや毛布などは、スタックしたときの足場として使うこともできます。

バスタオルは荷物にもなりづらいので、1枚準備しておくと安心ですね!

 

レンタカーでのスタックに備えて安心パックもおすすめ

「慣れない土地で急にスタックを起こして動けない」という場合に備えて、レンタカーを借りる際には安心パックに加入するのもおすすめです。

特に北海道などの雪が多い地域では、スタックを起こしてしまう可能性も十分にあるため、車を借りる際にオプションでつけておくと安心ですよ。

 

ホンダレンタリース札幌では、このような事態に備えて「安心フルパック」をご用意しています。

レンタカー契約の際に料金(税込み880円/日)をお支払いいただくと、緊急時にはJAFの救助を無償(牽引は15kmまで無償・以降実質負担)でお使いいただけます。

 

JAF非会員の場合だと、故障車けん引の作業は一般道で13,130円ほど(※けん引料730円(1km毎)別途)が必要です。

費用の負担を軽減するためにも、レンタカー利用の際には安心パックを追加しておくと、旅行を思いきり楽しめますよ!

 

 

雪道でスタックしないための走行のコツも知っておこう!

スタックした場合の対処法はあるとはいえ、スタックしないのが1番。

雪道でスタックしないための走行のコツをいくつか紹介します。

 

まずは、急ブレーキや急発進をしないようにすることです。

タイヤの回転スピードが速くなり地面の摩擦がなくなってしまうと、スタックは起こりやすくなってしまいます。

アクセルもブレーキも、徐々にゆっくりと踏むようにしましょう。

 

2つ目は、スピードを落として走行することです。

雪道は通常の道に比べて滑りやすく大変危険です。

スリップによるスタックや事故を避けるために、いつもより速度を落として運転すると安心です。

 

また、すでにあるタイヤ痕から少しだけずれて走行することも、雪道でスタックしない走行のコツ。

他の車が踏み固めている雪は凍結していてすべりやすく、スリップによるスタックも起こりやすくなっています。

 

積雪量が多いと難しい場合もありますが、他の車のタイヤ痕からやや外れて走行したほうが安心の場合もありますよ。

 

冬の北海道での運転のコツについては、下記のコラムでも詳しくお話していますので、あわせて参考にしてみてくださいね!

冬の北海道で安全運転!注意点や準備、コツを心得よう

 

 

北海道の雪道運転はスタックに備えて!レンタカーは安心パックも活用を

スタックとは、車が雪やぬかるみにはまってしまい、前にも後ろにも進まなくなって立ち往生してしまう状態のこと。

とくに冬の北海道の運転では、スタックに注意が必要です。

 

新雪に埋もれてしまった場合や脱輪してしまった場合など、スタックの状況によっても対処法は異なります。

いづれにせよ、焦ってアクセルを強く踏み込んでしまうと状況が悪化してしまう可能性もありますので注意してくださいね。

 

レンタカーを借りる際には、ロードサービスの救助が受けられるオプションに加入しておくと、いざという時に安心です。

ホンダレンタリース札幌では、JAFのロードサービスが利用できる「安心フルパック」ご用意していますので、冬の北海道旅行の際には、ぜひご利用くださいね。

 

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