レンタカー豆知識

2025年2月20日

レンタカーでドアパンチをした・された場合の対処法と保険の補償を解説!

こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。

 

駐車場などでのドアパンチは、誰にでも起こる可能性があるトラブル。

 

レンタカー利用中にこのような事態が発生した場合の対処方法について、多くの方が気になっているのではないでしょうか。

 

今回は、もしものときの対応方法と、ホンダレンタカー札幌の補償制度についてご案内いたします。

ドアパンチ

 

 

レンタカーでドアパンチをした・された場合どうすれば良い?

レンタカー乗車時にドアパンチが発生したら、ドアパンチをした側・された側のいずれの状況でも、傷がついた場合は順に下記の対応を取りましょう。

 

  1. 1.警察への連絡
  2. 2.レンタカー会社への報告
  3. 3.連絡先・保険情報の交換と状態の確認
  4. 4.警察への報告

 

それぞれ詳しく解説します。

 

1.警察への連絡

まずは110番通報を行います。

事故の状況や場所についても正確に伝えます。

このとき、その場での示談は絶対にしないでください。
警察への届出がない場合は、保険の適用ができません。

 

2.レンタカー会社への報告

レンタカー会社へ連絡し、損傷の状態や警察への通報状況を伝えます。

具体的な対応方法については、レンタカー会社のスタッフに確認しましょう。

 

3.連絡先・保険情報の交換と状態の確認

まずは、お互いに連絡先と、事故に関わる保険情報(保険会社名、保険番号)を交換します。

その後、事故が発生した場所、時間、天候、車両番号も控えておき、スマートフォンなどで損傷部分の写真を撮っておくことをおすすめします。

写真撮影もすることで、後日のトラブル防止に役立ちます。

 

レンタカーでの事故証明書の取得方法について、より詳しい説明はこちらのコラムもご参照ください。

レンタカーの事故で事故証明書はどう取得する?後日の申請は可能?

 

4.警察への報告

警察が到着したら、事故発生時の状況と事故の内容を伝えます。

ドアパンチで傷をつけた・傷がついた場合は物損事故として扱われ、保険適用には警察の「事故証明」が必須となるため、必ずもらいましょう。

 

 

レンタカーでドアパンチをされて傷がついたらどうなる?

電卓

レンタカーでドアパンチをされて傷がついた場合は、前述の対応手順に従って対処することが重要です。

事故の状況を正確に記録し、写真など必要な証拠を示すことで、保険や補償制度を適切に利用することができます。

 

傷がついた場合の自己負担費用には、下記のものがあります。

  • 対物補償・車両補償の免責金額
  • NOC(ノンオペレーションチャージ)

 

それぞれホンダレンタカー札幌での金額とともに解説します。

 

対物補償・車両補償の免責金額

ドアパンチによる傷がついたら、レンタカーの基本料金に含まれる保険でカバーできる場合がほとんどです。

しかし、多くの場合、免責金額(自己負担額)が設定されています。

対物補償、車両補償それぞれに免責金額があり、事故の際は一定の金額を負担する必要があります。

 

例えば、ホンダレンタカー札幌の場合は、対物補償、車両補償ともに免責金額は5万円です。

ただし免責補償制度にご加入いただくと、この免責金額の支払いが免除されます。

 

さらに、レンタカー借り受け時に「安心フルパック」にご加入いただくと(※免責補償制度へのご加入が条件です)、レンタカー利用中のトラブル・事故発生の際に弊社提携先のロードサービスを「無償」で受けられます。

 

※料金体系・免責金額等は、2025年2月時点の情報です。ご利用の際は、最新の情報をお確かめください。

 

補償制度はレンタカー会社によって用意されているので、予期せぬ事故で経済的負担を軽減するためにも、事前に確認して入っておくのが安心です。

 

NOC(ノンオペレーションチャージ)

NOCとは、修理期間中その車両を貸し出すことができず、レンタカー会社側が想定していた利益が見込めないことで、支払う必要がある補償料金のことです。

 

数ミリ程度の小さな傷や擦り傷は許容されることが多いドアパンチ事故ですが、傷が深く、修理するために一時的にレンタカーが使用できなくなった際にはNOCが発生します。

 

NOCの料金は、レンタカー会社や車両の状態により金額が変わります。

 

例えば、ホンダレンタカー札幌の場合は以下の料金体系となっています。

  • 自走して返還可能:20,000円
  • 自走できない場合:50,000円(レッカー代は別途実費)

 

 

ドアパンチを防ぐ方法も確認しておこう!

スタッフ

レンタカー会社では自己負担額を軽減するさまざまな補償が用意されていますが、極力ドアパンチを防ぐよう、心がけることも大切です。

 

ドアパンチを予防するためには、以下の点に気をつけてレンタカーを利用しましょう。

  • 駐車の際は周囲の車との間隔に余裕を持つ
  • 慎重にドアの開閉を行う
  • 乗り降りの際は周囲の安全確認を徹底する
  • スライドドアの車を選ぶ

 

それぞれ解説します。

 

駐車の際は周囲の車との間隔に余裕を持つ

混雑時でも、できるだけ隣の車両との間隔を確保しましょう。

店舗の出入口から離れた場所には、比較的広いスペースが残っていることが多いです。

少し歩く距離が増えても、不安な場合は余裕のある駐車を心がけましょう。

 

慎重にドアの開閉を行う

ドアの開閉時、北海道は特に冬期間の強風に注意が必要です。

ドアを開ける際は必ず手で支え、勢い良く開かないよう細心の注意を払いましょう。

 

また、お子さんを乗せる場合は、必ず大人が開けるように約束しておくことをおすすめします。

中高生でも意外とドアパンチしやすいので、年齢にかかわらず、大人が開けるようにしておくと安心です。

 

ドアを開けるときだけでなく、乗り降りの際も体がぶつかってドアパンチしてしまう可能性もあるので、ドアにはしっかり手を当てておきましょう。

 

乗り降りの際は周囲の安全確認を徹底する

ドアを開ける前に、サイドミラーやドアミラーで周囲の状況を必ず確認します。

特に駐車場では人や自転車の往来も多いため、ドアの開閉は慎重に行いましょう。

 

レンタカーでの運転に不安がある方は、こちらのコラムもぜひご覧ください。運転時の注意点やコツを詳しくご紹介しています。

レンタカーなど慣れない車の運転!注意点と運転のコツ

 

スライドドアの車を選ぶ

後席から降りる人がいる場合は、スライドドアの車を選ぶのがおすすめです。

強風や坂道でも勢い良く開く心配がありません。

狭いスペースでも乗り降りがしやすいです。

 

 

ドアパンチ発生時も、レンタカーの補償制度で安心

ドアパンチは気をつけていても起こりうるトラブルです。

ドアパンチで傷がついた・傷をつけてしまった場合は、通常の事故処理と同様に、警察やレンタカー会社に連絡をして対処します。
その場での示談は絶対にしないでくださいね。
警察への届出をしてない場合、保険の適用ができません。

 

ドアパンチの傷の度合いによっては、NOCで多額の支払いが発生してしまう可能性もあるため、あらかじめ免責補償に入っておくと安心です。

 

ドアパンチをしないようにするには、駐車スペースには余裕がある場所を選ぶことや、開閉は慎重に行うことなどの対策が有効です。

強風によって勢い良く開いてしまうこともあるので、十分注意してくださいね。

 

ホンダレンタカー札幌では、お客様に安心してご利用いただけるよう、充実した補償制度をご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

特に北海道での観光やビジネスでは、免責補償制度や安心フルパックへの加入をおすすめいたします。

万が一の際の経済的負担を軽減し、より快適なレンタカーライフを楽しみましょう!

 

ご不明な点がございましたら、お気軽にホンダレンタカー札幌の各店舗までお問い合わせください。

 

今すぐシェア!

facebook

twitter

line

閉じる