レンタカー豆知識

2021年5月19日

北海道のレンタカーで動物と接触事故を起こしたら?対処法をご紹介!

こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。

 

レンタカーで楽しく北海道ドライブ!

北海道ならではの注意点として、動物との接触事故に気をつけてください。

猫やキツネ、タヌキなどの小動物のほか、山道では鹿にぶつかる事故もあるんです。

 

今回は、レンタカーで動物と接触事故を起こしてしまった場合の対処法について解説します。

 

動物と接触事故を起こしてしまったらまず何をすればいい?

自動車保険で補償されるの?

 

そんな疑問や不安を解消し、安心して北海道のドライブを楽しみましょう。

 

 

北海道でドライブ!レンタカーで動物と接触事故を起こした際の対処法

車の運転では事故に注意が必要ですが、相手が人だけとは限りません。

猫やタヌキなどの動物が飛び出してきて、接触事故を起こしてしまう可能性もあります。

 

車による野生動物の接触事故のことを「ロードキル」といいます。

国土交通省の資料によると、平成30年に高速道路で起こったロードキルの処理件数は約4.7万件です。

鳥などの小型、タヌキ、キツネ、犬、猫の中型のほか、鹿やクマ、イノシシなどの大型動物のロードキルも起こっています。

 

レンタカーで北海道をドライブ中に、動物と接触事故を起こしてしまったときはどうしたら良いのでしょうか。

 

すぐに行いたいのは以下の2点です。

  • 動物の生死の確認と保護
  • 警察へ連絡

 

まず、車から降りて動物の生死の確認を。

猫やタヌキのような小動物でまだ生きている場合は保護をし、動物病院や保護施設に運ぶことも検討を。

保護するときには安全面や衛生面を考えて素手で触らないようにしてください。

軍手や厚手のタオルで手をカバーし、タオルに包む、段ボールへ入れるなどして保護しましょう。

 

動物が死んでしまっていたり、動かせないような大型動物の場合は警察、高速道路の場合は「全国共通道路緊急ダイヤル『#9910(24時間受付・通話無料)』」へ連絡を。

動物の処理をしてくれます。

 

死んだ動物をそのまま道路に放置していると、後続車が動物を避けるためにハンドル操作を誤るなど、二次災害の可能性があります。

警察などが到着する前にも、動かせる範囲で路肩へ移動させておきましょう。

 

また、動物との接触事故によって車が破損してしまった場合も、警察へ届けることで交通事故証明が発行できます。

 

 

動物との接触事故の場合、保険金や補償は?

鹿やイノシシといった大きな野生動物との接触事故では、衝撃で車が壊れてしまうこともあるでしょう。

この場合、保険で補償はされるのでしょうか?

 

レンタカーでのお話の前に、まずは自家用車でのお話から。

動物との接触事故による損害は、契約している車両保険の内容によっては補償されます。

 

野生動物との事故では、損害賠償を請求する相手がいないので単独事故扱いです。

車両保険で一般型と呼ばれる補償範囲が広い保険を契約していれば、野生動物との接触事故でも補償が受けられます。

補償の範囲を絞る代わりに保険料が安いエコノミー型では、単独事故は補償対象ではないことが多く、その場合は補償を受けられません。

 

また、補償が受けられる契約であっても「免責(自己負担)額」に注意を。

車両保険では契約ごとに免責額が定められており、必要な修理代金から免責額を引いた金額は補償されます。

たとえば20万円の修理費用が必要だとして、免責5万円の保険であれば補償されるのは15万円ということになります。

これは「免責ゼロ特約」を付加して解消することができますよ。

 

他人のペットと接触事故を起こしてしまった場合、ドライバーはペットへの損害賠償責任を負います。

ペットの治療費負担やペットが死んでしまった場合の損害賠償は、対物賠償保険の補償対象です。

ペットを避けるためにハンドルを切ったところ、ほかの車や人にぶつけてしまったという場合は、対物賠償保険や対人賠償保険の補償対象となります。

 

ペットの責任で事故が起こって車が破損した場合は、ペットの飼い主へ修理費用を請求することになるでしょう。

 

レンタカーの場合の保険は?

レンタカーは自動車保険に加入しています。

レンタカーの利用料金には保険料が含まれており、レンタカー利用時は自動的に保険加入しているので安心してくださいね。

 

ホンダレンタカー札幌でも、「対人保険」「対物保険」「搭乗者保険」、そして「車両補償」も付けています。

野生動物との接触事故でもしっかり補償されます。

警察へ連絡をして「交通事故証明」の発行を受けてください。

 

レンタカーの保険についてはこちらでも詳しくご紹介しています。

北海道のレンタカー利用でも保険は必要?免責補償をオススメする理由

 

先ほどお話した、免責ゼロ特約にあたる「免責補償制度」についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

レンタカー運転中に動物との接触事故を防ぐには?北海道は鹿に注意!

野生動物との接触事故は、全国的に見ると鳥類のほか、キツネ、タヌキ、犬、猫などの小動物が多いのですが、北海道では鹿が関係する交通事故が年々増加しています。

 

北海道警察の交通分析資料によると、令和2年の鹿が関係する交通事故件数は3,511件です。

調査を開始した平成16年からは約3倍の件数となり、平成29年からの直近4年は連続で最多記録を更新しています。

 

鹿のような大きな動物との接触事故は、車の大きな損壊や、運転者・同乗者がケガをする可能性はもちろん、最悪の場合には死亡事故にもつながりかねない危険があります。

 

動物との危険な接触事故を防ぐためには、まずはスピードダウンをして安全運転!

「動物注意」の道路標識を見かけたら「動物が飛び出してくるかもしれない」という想定をして「かもしれない運転」を心がけましょう。

 

また、北海道のレンタカーでは「鹿笛」を装備している車も多いです。

フロントバンパーまたはサイドミラー付近に装着し、車の走行で通り抜ける風によって動物の耳にだけ届く音を発するという笛です。

鹿笛を装着しているレンタカーを選ぶのも、ひとつの方法だと思います。

 

 

レンタカーでのドライブは動物との接触事故に注意! 安全運転を

野生動物との接触事故は全国どこでも発生していますが、北海道では鹿との接触事故も増えています。

 

大型の動物との接触事故は衝撃も大きいため危険です。

野生動物との接触事故は単独事故扱いになるため、補償を受けるには一般型の車両保険に入っている必要があります。

 

レンタカーの場合では車両補償もしっかり準備してあります。

免責額がゼロになる免責補償をオプションでつけておくと、さらに安心ですよ。

 

安全運転と万が一のための保険も確認し、北海道のドライブを楽しみましょう♪

そのほか、北海道ドライブで注意したいポイントなどもぜひご覧ください。

北海道で運転するときに注意したいポイント

 

ホンダレンタカー札幌なら、カーナビやETCが全車種に標準装備なので、初めての場所やロングドライブでも安心!

 

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