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レンタカー豆知識
2022年9月28日
こんにちは!北海道の旅をサポートするホンダレンタカー札幌です。
冬の北海道を楽しみたいけれど、高速道路が心配…と悩んではいませんか?
実は、北海道のドライブでは、高速道路を通った方が効率的に目的地に着けるということも少なくありません。
運転時に気をつけるポイントを押さえれば、安全に走行することができますよ。
今回は北海道の冬の高速道路について、注意点や危険な道などを解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
北海道の冬の高速道路での注意したい現象で、代表的なものを3つご紹介します。
それぞれの対策についてもお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
路面が凍った状態のことです。
見た目は濡れた路面のように見えますが、実際は表面に薄い氷の膜ができている路面のため気づきにくく、事故にもつながりやすいとされています。
特に夜は、暗く濡れている道路とブラックアイスバーンの区別は非常につきにくいので、より注意が必要です。
橋の上やトンネルの出入り口、日陰になる部分などが発生しやすいとされています。
また、ブラックアイスバーンの上にうっすら雪が積もってしまうと、より判断は難しくなります。
外気温がマイナス3℃を下回ると凍結の可能性が高くなるので、出発時に外気温に注目してみるのも1つの目安となるでしょう。
吹雪により視界が遮られ、前が見えなくなる現象をホワイトアウトといいます。
気温が低く風が強いと、雪も軽く舞いやすくなってしまうので、そのような日はホワイトアウトに注意が必要です。
また、周りに遮る建物などがなく平地が続く場合も、ホワイトアウトが起こりやすいです。
ホワイトアウト発生時には、自分の車も他の車から見えにくくなっています。
そのため、自分の車の存在を他の車にアピールすることも大切です。
ヘッドライト、ハザードランプの他にフォグランプを点灯させると、より自分の乗っている車の存在をアピールすることができます。
激しいホワイトアウトのときは、ヘッドライトは場合によって雪が反射して視界が見えづらくなることもあるので、フォグランプとハザードランプを活用しましょう。
高速道路では、車を停車させてしまうと後続車から追突されてしまう可能性があるので、停車はせず、できるだけゆっくり走り続けることが大切です。
パーキングエリアなどが近くにある場合は安全な場所で停車させ、ホワイトアウトが止むのを待ちます。
長時間身動きが取れないなど、身の危険を感じた場合には、警察などへ連絡するようにしましょう。
深い雪道で車が通った際に、タイヤの跡が溝になってしまうのが冬の道路での轍です。
轍を走る際に大切なのが、轍に沿って走ること。
特に雪がシャーベット状になっている場合には、注意が必要です。
轍の溝ではない部分を走ってしまうと、タイヤが急に滑ってハンドルを取られてしまうこともあるので、気をつけて走るようにしましょう。
北海道での運転については、北海道で運転するときに注意したいポイントでもご紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
北海道の冬の高速道路では、夏季(5~10月)よりも冬季(11~4月)の事故発生件数が約1.8倍となっており、天候などによって速度規制や交通規制がかかることも少なくありません。
天候などによって速度規制や交通規制がかかることも少なくありません。
レンタカーを借りて運転をされる場合は、交通情報にも気をつけてくださいね。
例えば、道央自動車道の江別東IC〜深川JCT間は特に降雪量が多い地域のため、度々速度規制や通行止めが発生します。
新千歳空港から帯広へ繋がる道東自動車道の夕張IC〜十勝清水間ICも、吹雪や強風などの発生で交通規制がかかる場合があります。
また、同じく道東自動車道の浦幌ICから阿寒間ICも、強風が発生しやすく地吹雪も起こりやすいため注意が必要です。
ネクスコ東日本によると、札幌JCT〜和寒ICまでのエリアと、豊浦IC〜黒松内JCTまでのエリアは、吹雪・地吹雪注意エリアとされており、より注意が必要とされています。
高速道路の交通状況や事故状況は道路交通情報センターなどインターネットサイトでリアルタイムで確認することができます。
高速道路を利用する際には事前にチェックしてから出発すると、交通規制で通れないといったトラブルが防げますよ。
冬の北海道の高速道路を運転するには、気象や路面状況に応じた安全運転が必要となってきます。
ここでは運転のコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
雪道では、通常の道路よりもブレーキを踏んでから車が停まるまでに時間がかかってしまいます。
前の車との間隔は十分にとり、万が一に備えましょう。
急ブレーキはスリップやスピンの原因に。
ブレーキを踏み始めるときは、少しずつ踏み込むのが安全に停まるコツです。
ブレーキを数回に分けて踏むポンピングブレーキも冬道で滑らずに停まるには有効です。
カーブを走るコツは、カーブの前にスピードをしっかり落としておくこと。
曲がっている間は加速や減速をせず一定に走り、カーブを抜け切るまでゆっくり走ることを意識すると、無理なく走ることができます。
特に高速道路ではスピードが出ている状態なので気をつけましょう。
普段はあまり使わないかもしれませんが、下り坂ではエンジンブレーキが有効です。
エンジンブレーキをかけると、ギアが一段低い状態で走ることになり、下り坂でのスピードを抑えることができます。
エンジンブレーキのかけ方は以下の2つです。
ポイントは、必ずフットブレーキでスピードを落としてから使うこと。
スピードが速い状態でエンジンブレーキを使うとスリップにつながります。
また、下り坂の走行が終わったら、シフトレバーは必ず元の位置へ戻しましょう。
車種によってエンジンブレーキの場所や使い方が異なるので、レンタカー店舗で確認をしてくださいね。
ただし、通常とは異なる運転操作ですので、慣れていない方は無理は禁物。
フットブレーキの使用でかまいませんので、速度を落として走行することを心がけましょう。
他の車が巻き上げた雪が雪煙となって視界を奪うことがあります。
特に、トラックなどの大型車は隣を走るだけで雪煙が起きてしまうことも。
視界が悪くなってしまったら、すぐにワイパーを作動させましょう。
雪煙が避けられないと分かった時点で事前にワイパーをつけておくと、早く視界が回復しやすいです。
また、フロントガラスに氷が張り、ウォッシャー液を使うケースも多いです。
数日間レンタカーで車を借りる際は、出発前にウォッシャー液の残量も確認し、少ないときにはガソリンスタンド等で補充をしておくと安心です。
そのほか、雪道ではまぶしくて運転がしづらいことがあるので、サングラスを準備するのも有効ですよ。
天候が悪いときには昼夜かかわらずライトを点灯させましょう。
ライトを点けることで、前の車や対向車はもちろん、後ろの車にもテールランプで居場所を知らせることができ事故防止へと繋がります。
下記のコラムでも、冬の北海道での運転のポイントを紹介しています。
月ごとのおすすめのスポットなども合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
11月にレンタカーで北海道旅行!運転のポイントを押さえておこう
北海道の冬の高速道路で注意したい現象は、ブラックアイスバーン、ホワイトアウト、轍です。
どれもスピードを出しすぎず無理をしない運転が重要となります。
北海道の冬の高速道路では、速度規制や交通規制がかかることも少なくありません。
道央自動車道の江別東IC〜深川JCT、道東自動車道の夕張ICから十勝清水間IC、道東自動車道の浦幌ICから阿寒間ICなどが吹雪・強風などが起きやすいとされています。
また、札幌JCTから和寒IC、豊浦IC〜黒松内JCTまでのエリアは、吹雪・地吹雪注意エリアとなっています。
事前に道路交通情報センターなど、インターネットサイトでリアルタイムで交通情報など確認をしてから高速道路を利用すると、規制による影響を受けずに済む場合もありますよ。
冬の高速道路を運転するコツは、車間距離を夏より多めにとること、急ブレーキは避けること、カーブはゆっくり曲がること、視界を確保すること、エンジンブレーキを活用すること、吹雪のときはライトを点灯させることなどがあげられます。
事前に注意するポイントを確認し、冬の北海道のドライブを楽しみましょう!